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Branding
VI CI
“SDGs未来都市”、”自治体SDGsモデル事業”のロゴマークデザイン、キャッチコピーを提案させていただくにあたり、まず初めに考えたこと、それは、“この”SDGs”というものを通して未来を見た時に、そこに何が見えるのか”ということでした。
確かにSDGsは、”2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す”という国際目標を掲げてはいます。しかしながら、そこはあくまでもゴールではなく通過点だと考えています。
世界には世界の、足立区には足立区の未来があると思っています。
ロゴマークデザインを考える前に、キャッチコピーの言葉を選ぶ前に、SDGsを通して生まれて、そして成長していく足立区の今と未来が、 ひとつのモデルとして成っていってほしいという意味を込めて、SDGs“MODEL ADACHI”という言葉をロゴマーク、キャッチコピーとともに並べさせていただきました。
きっと、幸せがある街には、“心に余裕のある人”や“余白のある暮らし”があるのではないでしょうか。
余裕とは何か。余白とは何か。
それは、そこにあるものを使わないことも選べること。
それは、何かと何かを混ぜ合わせることができること。
それは、ここにないものを探しにいけること。
これらを表現するために、『パレット』をモチーフにしたロゴマークをデザインしました。
今ある色はきっかけでしかなく、混ぜ合わせたっていい、使わなくたっていい、今ない色を探しにいってもいい。
大切なのは、ここに暮らす人たちが心に余裕を持って暮らしをいろどっていけること。
未来を自分色で描いていけること。